どうして家を買うのか

当たり前だと思っていたことが

本当に当たり前なのか

これからは身の回りの様々な事柄を

そんな風に考え直す時代が来ているように感じます

 

例えば

 

家を持つ

 

ということ

 

どうして家を買うのか?

 

ということ

 

私の叔父は約20年前にそれはそれは大きな家を建てました

周りの心配には耳を貸さず4000万以上の借金をしたそうです

その後お給料が下がった為に死にもの狂いで働いたと聞きます

こどもは中学卒業後 専門学校へ進み すぐに働きました

働くと同時に家は出たそうです

もうひとりのこどもも高校卒業と同時に家を出て働いています

 

大きな家に残ったのは夫婦とローン

 

そんな叔父も先日亡くなりました

お金のことを心配してこどもたちが進学を諦めたのではないか

そう病床でつぶやいていたと母から聞きました

見栄っ張りでしたが私がこどもの頃はよく遊んでくれました

優しい叔父でした

 

住宅ローンは叔父が亡くなった為に無くなりました

今はその大きな家に叔母が一人で住んでいます

 

叔父は長男でしたので祖父母は同居を望んでいましたが

それを断り私の母に親の老後を頼むと言ったそうです

 

叔父のこどもがある時

 

自分たちは親と同居する事は考えていない

だって同居は大変なんでしょ?

 

と言ったそうです

 

 

なんの為の家なのか

 

どうして家を買うのか

 

 

これからは今まで当たり前だと思われていたことに

自分たちなりの答えを見出すということが

とても大事になってくるとやはり思うのです